ミニバス撮影時の「フリッカーレス撮影」について。
いつも使用しているカメラ「Canon EOS 80D」には、
「フリッカーレス機能」
という機能がついている。
「フリッカーレス撮影」とは、蛍光灯や水銀灯、LED光源光などの人工光源下で連写をする場合に、明るさや色のばらつき抑える機能で、体育館などの室内でシャッタースピードを速く設定した場合には効果が大きいとのこと。
まさしくミニバスには必要な機能ではないか、と思っていた。
が、「フリッカーレス撮影」にすると、連写速度が落ちるということで、今まで使用していなかった。
ふと使ってみようかなと思い、そもそもどう影響するのか試してみた。
サンプルを見ていただくのが一番よいので。
いつもの通り、
・カメラ:Canon EOS 80D
・レンズ:Canon EF85mm F1.8 USM
シャッタースピードは「1/1250秒」で体育館の照明を連写してみた。
<フリッカーレス撮影しない>
確かに、一枚一枚の色味が異なっている。
<フリッカーレス撮影する>
色味が全て同じだ。
これは、実はすごい機能なのかもしれない。
人間の目に見えないチラツキの影響を抑えるなんて・・・さすがキヤノン。
問題の連写性能だが、自分としては全く気にならなかった。
で、別の体育館でも試してみた。
しかし、その体育館では、正直「フリッカーレス撮影しない」でも写真の明るさや色味の違いは出なかった。
どうも、その体育館は最近LDE照明を取り換えたばかりということで、恐らくチラツキのないインバーター方式だったのだろう。
ということで、
「フリッカー撮影」は非常に有効。
だが、使っている照明によっては、必要がない場合もある。
しかし、連写性能も特に著しく落ちた感じもしないので、これからのミニバス撮影は、「フリッカーレス撮影する」のままで撮影したいと思う。
ただ、ミニバス撮影は、フリッカーよりも、体育館の中に入ってくる外からの光の影響の方が多いし、影響が大きい気がする。。。
特に、夏場の体育館は、窓を開けていることが多い。その窓から入ってくる太陽光が、コートの明るさのムラを作ってしまう。
それにより、大きく移動する選手を連写していると、色ムラや明るさのムラが出る。
そっちの対策はないものか・・・
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