2019年ももうすぐ終わりです。
毎年のことですが、今年もAmazonプライムビデオにはお世話になりました。
ほぼ毎日、お風呂タイムと寝る前のどんよりタイムに何かしらの作品を観ています。
Amazonプライムビデオの良い所は、自分が全く知らない作品に出合うことができることかなと思います。
映画館では絶対に観ないだろうという作品や、そもそも存在すら知らない作品に出合うのはなかなか楽しいです。
ということで、今年Amazonプライムビデオで無料で見た作品の中から「観てよかったなぁ」と思うものを11個選んで紹介したいと思います。
※2019年12月30日現在でAmazonプライムで観ることのできる作品ですが、有料公開の作品もあります。
- 第11位 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
- 第10位 皆殺しの流儀
- 第9位 22年目の告白-私が殺人犯です-
- 第8位 セルフレス/覚醒した記憶
- 第7位 スパイダーマン:スパイダーバース
- 第6位 96時間 ザ・シリーズ
- 第5位 アンロック 陰謀のコード
- 第4位 イップマン
- 第3位 ボイス 112の奇跡
- 第2位 Search
- 第1位 グリーンブック
- まとめ
第11位 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
イタリアの派手じゃないヒーロー映画です。
タイトルにある「鋼鉄ジーグ」とは、1975年に放送されたロボットアニメで、もしや鋼鉄ジーグの実写版?と思い観ましたが全く違いました^^;
どうしようもない冴えないおじさんが、ひょんなことから能力を得て、一人の少女を守ることをきっかけに正義に目覚めていく・・・というヒーローものです。
どうもイタリアではこの「鋼鉄ジーグ」が大人気で、監督も大ファンだったようです。
少女が鋼鉄ジーグ好きで常に鋼鉄ジーグのDVDを観ており、ちょいちょいジーグの登場人物のことを話題に出す、という感じなので、鋼鉄ジーグを知ってる知らないはストーリーと関係ありません。
ヒーローものといっても、アベンジャーズのような派手なやつではありませんが、ちょっとレオンの匂いがして楽しめました。
第10位 皆殺しの流儀
渋いじいさん達が大活躍する英国アクション映画です。
若いストリートギャングに兄を殺された元ギャングの渋いじいさんが、昔の仲間を集めてストリートギャングを追い詰めていく、なかなか爽快なアクション映画。
実力も実績もある老人たちが、小物感満載の若者相手に熱くなり過ぎず、むしろ淡々と極力手をかけずにやっつけていく姿はとても渋く、かっこいいです。
「若造ども、覚悟はできているか」というキャッチコピー好きです^^
第9位 22年目の告白-私が殺人犯です-
韓国映画『殺人の告白』をリメイクしたサスペンス映画です。
オリジナルも観てませんし、何の予備知識もないまま「久しぶりに邦画でもちょっと観てみるかな」という軽い気持ちで観ましたが、なかなかおもしろかったです。
「時効」がテーマのシリアスな内容ですが、重過ぎず、また藤原竜也さん伊藤英明さんがいい味出してたなと。
この映画は、あらすじとかネタバレとかを見ないで、何も知らずに見るのがよいかと。
第8位 セルフレス/覚醒した記憶
家族愛をテーマ?にした意識転送系アクション映画です。
名声と富を得た老人が癌にかかり、自分の知能・意識を他の体に移植して元気な体で新たな人生を始める・・・はずだった、という昨年観た「クリミナル」に似たストーリーです。
意識転送というSF感はほぼなく、派手過ぎないアクション、裏切らない友人、安心できるラストなど、全体的に程よいバランス感で、飽きずに最後まで観ることができました。
もっと高い知能とやらを使っているところを見たかったので、そこだけが残念。
第7位 スパイダーマン:スパイダーバース
ピーター・パーカーが主人公じゃない、今までとちょっと違うスパイダーマンです。
ピーター・パーカーが殺された後に新たにスパイダーマンとして活躍する少年を描いたアニメです。
スパイダーマンといえば、ピーター・パーカーの苦悩と成長みたいな感じでしたが、今回はピーター・パーカーが主役ではなくなかなか新鮮。
また、異次元から色んなスパイダーマン?が集まってきて、なんかわちゃわちゃごちゃごちゃで楽しいです。
いつものスパイダーマンもいいですが、こういう新しいスパイダーマンもいいですね。やっぱりスパイダーマン好きです。
第6位 96時間 ザ・シリーズ
映画「96時間」シリーズの前日譚を描くアクションTVドラマです。
リーアム・ニーソンが演じた「96時間」のブライアン・ミルズの若かりし頃の活躍を描いたドラマで、シーズン1~2まで観ることができます。
リーアム・ニーソンが好きなので、もちろん元CAI工作員オヤジが活躍する96時間も好きで、その前日譚ということで期待して観ましたが、期待通りおもしろかったです。
基本1話完結、やはり工作員ブライアン・ミルズが強すぎて誰も勝てない^^
特に、シーズン2が好みでした。
なお、映画「96時間」の30年前という設定のようですが、 主演のジェニファー・ビールスがそこまで若々しくないのはツッコまないでください。
第5位 アンロック 陰謀のコード
英国映画ですが、CIA女性尋問官の活躍を描いたスパイ映画です。
なんとなく主役っぽくない(失礼)ノオミ・ラパス主演のスパイ映画ですが、ジョン・マルコヴィッチ、マイケル・ダグラス、オーランド・ブルーム、トニ・コレットといった渋い俳優達が脇を固めるなかなか楽しめる映画です。
スパイ映画にありがちなど派手アクションはありませんが、罠にはめられて容疑者にされたCIA女性尋問官が米英両国から追われながらバイオテロを阻止すべく活躍する姿はなかなかにリアル。裏切者は誰?本当の味方は誰?と最後まで息の抜けない展開がなかなかよかったです。
英国映画ですが、主人公がMI5/MI6ではなくCIAというのも^^
やはり英国スパイ映画はいいですね。
第4位 イップマン
ブルース・リーの師匠イップマンを題材にしたカンフー映画です。
ブルース・リーの師匠として知られる実在した香港の中国武術家「葉問(イップマン)」を描いた映画で、「序章」「葉問」「継承」の3部作です。
(本当は、今年公開された「完結編」を含め4部作ですが、まだamazonプライムにはなくて観ておりません。)
カンフー映画ですが、アクションよりも人間ドラマ的な色合いが濃いです。
とにかく、主演のドニー・イェンがかっこいい。
ドニー・イェンは、スターウォーズのスピンオフ「ローグワン」で盲目のチアルートを演じており、それを観て好きになり、このイップマンにたどり着きました。
カンフー映画なのに、穏やかで静かな感じ、本当の達人とはこういう人なのかもなと。
第3位 ボイス 112の奇跡
今年放送された唐沢寿明さん主演の日テレドラマのオリジナル韓国TVドラマです。
日テレで夏に放送されたドラマ「ボイス 110緊急指令室」がなかなかおもしろくて、オリジナルも観たくなり観てみました。
日本では全10話でしたが、韓国オリジナル版は全16話。
3年前にそれぞれ妻、父を殺された警官男女二人が、殺人犯を追う刑事ものです。
現実に起きる事件を解決しながら、3年前の殺人犯にたどり着いていく様はなかなか。
主演の二人がすごくよくて、16話と割と長めではありましたが、中だるみもなく楽しめました。
正直、日本リメイク版よりオリジナル版の方がよかったです。
第2位 Search
全編PC画面上で進行するがんばれお父さん!なサスペンス映画です。
まず、全編PC画面上で進行します。そういうと、かなり実験的な映画に聞こえますが、ストーリーや出来が秀逸なので、全編PC画面などどうでもよくなります。
行方不明になった娘を探すため、SNSやGメール、動画配信サイトなど、娘が使用していたあらゆるネット上のサービスにログインして手掛かりを探していき、今まで知らなかった娘の姿、娘の苦しみ等を知っていくことになります。
そして、犯人は誰なのか、娘は生きているのか・・・・
SNSで心無い批判をされたりする場面も出てきますが、時間的に短くさらっと流れていてちょっと残念。
本当は連ドラとかにすればもっとお父さんの苦悩や人間の冷酷さなどが描けたんじゃないかなぁと思います。
とはいえ、よくできた映画だと思います。
この冬休みにもう一度観たいと思っています。
第1位 グリーンブック
重い題材を扱いながら、そんなに重くならないおじさん二人のヒューマンドラマです。
グリーンブックとは、以前出版されていた黒人が利用可能な施設を記した旅行ガイドブックのことです。
ナイトクラブの用心棒をしているガサツなイタリア系トニーが、天才黒人ピアニストのドクター・シャーリーの運転手として、グリーンブックを片手に黒人差別が色濃い南部への演奏ツアーにでかけるというストーリーです。
実話をベースにしているとのこと。
全く派手さはありませんし、大声で笑うシーンもありません。
しかし、演奏ツアーを続ける中、二人がそれぞれほんの少しづつ少しづつ変わっていく姿は、なかなか楽しくもありジーンともきます。
差別という難しく重い題材をテーマにしていますが、映画自体は重くならず、肩の力を抜いて観ることができます。
なんというか、心温まる映画ってこういう映画なんだなぁと、映画館でも観たのですがAmazonプライムでももう一度観ました。
自分の中では名作です。
まとめ
ということで、2019年にAmazonプライムビデオで観てよかったぁな作品を11個選んで紹介しました。
第1位 グリーンブック
第2位 Search
第3位 ボイス 112の奇跡
第4位 イップ・マン
第5位 アンロック 陰謀のコード
第6位 96時間 ザ・シリーズ
第7位 スパイダーマン:スパイダーバース
第8位 セルフレス/覚醒した記憶
第9位 22年目の告白-私が殺人犯です-
第10位 皆殺しの流儀
第11位 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
振り返ると、やはり基本「アクション映画」が多いです。
観終わって「悩んだり」「考え込んだり」するような作品はないと思いますので、この年末年始お時間がある時に観てみるのもいいと思います。
来年はどんな作品に出会えるのか本当に楽しみです。
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