たまの休日

カメラ初心者が一眼レフとF1.8のレンズで主にバスケットボール写真を撮っています

体育館でも熱中症に注意!(屋外より危険かも)[2]

連日暑いです・・・

日々熱中症に関する話題がマスコミやSNSで取り上げられてますね。

 

今日は、昼頃に中学バスケ、午後はミニバスに応援に行きました。

 

先週はミニバスの時の暑さ指数(WBGT)ってどんな感じか測ってみたのですが、今回は同じバスケでも体育館が違うとどうなのか、屋外と室内とどう違うのか、気になったので測ってみました。


 

おさらいですが、

・熱中症の危険度は、「気温」「湿度」「輻射熱(照り返しによる熱)」を取り入れた「WBGT(湿球黒球温度)」で測ります。

・日本生気象学会の「日常生活の熱中症予防指針」によると、WBGTの値で以下のような基準が定められています。

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なお、今日の船橋市の天気は、yahooさんによるとこんな感じでした。

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今回も前回と同様、タニタさんの「熱中アラーム」を使いました。

全部スマホで撮影しましたので、写真の出来は気にせずに^^;

 

 

<11:30頃 屋外(日なた)>

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暑かったです。いやホント。

この時すでにWBGT値は「31.2℃」といきなり「危険」レベル突破

 

 

<12:00頃 屋内(大きい体育館2階)>

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中学バスケの会場である「船橋市運動公園体育館」に到着しました。

バスケコートが3面取れる大きい体育館の2階での測定です。

WBGT値は「28.5℃」、「厳重警戒」レベルに下がりました。

(下がったといっても「厳重警戒」レベルですが・・・)

屋外より気温は1~2℃低いので、その分WBGT値も低いって感じですかね。

2階の入り口は全開ですし広いのでそれでも熱のこもりは少ないのかなと。

1階の選手がプレイするコートはどうなんでしょうね。

 

 

<13:30頃 屋内(大きい体育館2階)>

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(写真ボケボケですみません。。。)

試合終了直後は、WBGT値「28.3℃」と「厳重警戒」レベルのままです。

気温は31.5℃と試合開始前よりも1℃下がっていますが、湿度が高くなっているため、WBGT値もそこまで落ちなかった感じでしょうか。

やはり、みんな応援で力が入り熱気ムンムン、もう汗だくでした。

その汗で湿度を押し上げたのでしょうか。

 

 

<15:00頃 屋内(小学校体育館)>

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お昼ご飯をのんびり食べて、小学校の体育館に到着しました。

WBGT値は「28.2℃」と大きい体育館の2階とほぼ変わらず、「「厳重警戒」レベルでした。

先週、同じ体育館で同じ時間頃測った時は、WBGT値が「29.6℃」でした。

(yahooさんによると、屋外の気温/湿度はほぼ同じくらい)

先週は大会で応援の親達も選手達も沢山おり熱気がすごかったのですが、今日は練習ですので人の数が恐らく先日の1/6くらいになっていたはずですので、そういったのも関係するのかもしれません。

 

 

<15:30頃 屋外(日なた)>

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じゃあ外はどうなんだと外に出てみました。

WBGT値は「30.7℃」と室内よりも2.5℃高いですが、「厳重警戒」レベルでした。

気温は35℃と高く日差しもまだまだ強かったので感覚的にはWBGT値はもっと高いかな、と思いましたが、風が出てきたせいで午前中よりも湿気が少なくかなり過ごしやすくなっていたのが幸いしてWBGT値はおさえられた感じです。

やはり、「気温が高い」だけで熱中症を語ってはダメですね。

 

 

<15:35頃 屋外(日陰)>

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近くにちょっとした日陰がありましたので、そこに5分間置いてみました。

日陰はすごいですね。やはり気温が3℃以上下がりました。

WBGT値は「28.5℃」と日なたに比べると2℃以上下がりました。

日陰を探して歩くとか休息するって大事ですね。

 

 

<15:40頃 屋内(小学校体育館)>

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それじゃあと体育館に戻り、また5分程放置してみました。

WBGT値「29.1℃」と日なたよりは低いですが、屋外の日陰と比べると気温・湿度とも高くWBGT値も高いということになりました。

 

 

色々な場所で測ってみて分かったこと。

(あたりまえのことばかりですが・・・)。

・屋外はヤバい、かなり注意が必要

・日陰は大事、屋外だと日陰を探すの大事

・体育館は室内だからと考えてはいけない、屋外より危険な場合もある

・単純に気温だけで語ってはダメ、湿度も重要なファクター

・同じ体育館でも人の熱気などでWBGT値は変わる

 

 

なお、今日のミニバスの練習で2名が調子悪くなりました。

先生が休憩させ、観に来ていた他の親がその子達の親に連絡し、親に迎えに来てもらって早退しました。

 

 

調子が悪くなるのは別に夏だけの話ではありませんので、季節を問わず

・調子が悪い日は部活休む
・部活の最中に調子悪ければ休憩
・休憩してもダメなら早退
・気になるなら病院
先生+親みんなで早目にケアすることが必要だなとあらためて思いました。

 

 

「暑い日は部活禁止!」「夏はそもそも部活禁止!」みたいに短絡的な解決方法ではなく、大人も子供も正しく理解し、春夏秋冬問わず子供達が安全に楽しく部活ができる環境を作ってあげられたらなと思います。

 

 

 

タニタさんの黒球式熱中症指数計「熱中アラーム」は、屋内でも屋外でもWBGT値を手軽に測定することができるので、熱中症予防には直接ならないですが、危険度を見える化するという観点であるとやっぱり便利です。

 

 

 

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