ミニバスやバスケの写真を一眼レフで撮影していますが、ビデオも撮影しています。
自分の場合、カメラがあるのでビデオカメラを持って撮影できないということもありますが、コート全体の流れや動きを見たいということもありますので、今までもコート全体が写るように定点撮影をしてきました。
今までは、「Panasonic(パナソニック)LUMIX DMC-FZ200」をビデオカメラとして使用していました。
広角25mm、F2.8レンズ、画質もよくとても優秀なカメラなのですが、色々検討して「SONY(ソニー) アクションカム HDR-AS50R」に買い替えました。
結論としては、商品に大満足! 買い替えてよかったと思っています。
ということで、「SONY(ソニー) アクションカム HDR-AS50R」をミニバス・バスケのビデオ撮影で使用する観点でレビューしたいと思います。
※なお、あくまでも「定点撮影」ですので、通常のビデオのように「わが子の動きを追い続けたい」「綺麗な画質で撮りたい」とか、通常のアクションカムのように「自転車に搭載してロードムービーを撮りたい」といった使い方の参考には全くなりませんので、予めご了承ください。
そもそもなぜ買い替えたかったのか
今まで使用していた 「Panasonic(パナソニック)LUMIX DMC-FZ200」は、広角25mm、F2.8レンズ、画質もよく、30分以上の連続撮影ができるということで、ミニバス・バスケの定点ビデオ撮影にずっと使用してきました。
しかし、使っていくうちに、
・カメラ自体が大きく重い(一眼レフカメラのエントリー機以上の大きさと重さ)
・広角25mmではコート全体を映すことができない(どうしても死角ができる)
・体育館の隅から撮影しており録画オンオフが面倒(いちいち移動する必要あり)
という3点に対するフラストレーションが大きくなり、買い替えの検討を始めました。
色々検討しましたが、今までのビデオ撮影と同等のことができ、さらに上記不満を解消できるビデオカメラが「SONY(ソニー) アクションカム HDR-AS50R」でした。
とにかくコンパクト
とにかくコンパクト、本当に小さいです。
(サイズ:約 24.2mm x 47.0mm x 83.0mm)
手のひらで包み隠せるくらいのサイズ感です。
このスマホもXperia XZなので普通サイズのスマホですが、スマホとは比べ物にならないくらい小さいです。
驚きの83g
カメラ本体は、バッテリーとマイクロSDカードを搭載した状態で、カタログ公称値通り驚きの「83g」。
スマホが一般的に約180g程度、ペットボトルが約500g程度、今まで使っていたPanasonic(パナソニック)LUMIX DMC-FZ200が約590gですので、「83g」って本当にものすごく軽いです。
これだけ軽いと、移動の時の負荷はほぼゼロになります。
なお、付属のライブビューリモコンは85gです。合わせても168gってすごいです。
離れた場所から操作できるのがとても便利
付属の「ライブビューリモコン」がとても便利です。
まず、この「ライブビューリモコン」を使い、カメラ本体と離れた場所から
・電源オン/オフ
・録画スタート/ストップ
・画角変更(0.1倍刻みで3倍まで画角の変更ができます)
・その他のカメラ設定全ての変更
ができます。
上の写真のように、体育館の隅に置いてし、
・試合が開始したら電源オン
・クオーター毎に録画スタート/ストップ
・試合が終了したら電源オフ
ということが離れた応援席から操作できるようになります。本当に便利です。
距離ですが、20m位離れていてもは余裕で操作できます。
ですので、上のようにカメラ本体から離れた白色チーム応援席から操作も可能です。
25~30mになると多少カメラを見失う時もありますが、操作できないことはないです。
かなり優秀です。
また、カメラ本体ではにモニター用の液晶画面がないため、壁にくっつけようがどこに置こうが、液晶画面の位置に関係なくカメラ本体を設置することができるのも便利。
普段撮れないような場所からの撮影ができるようになるのも楽しみの一つです。
バッテリーは約130分、でもUSB給電なので問題なし
バッテリーは、カタログ公称値だと165分となっていますが、実際には約130分の撮影が可能です。
便利なのは、カメラ本体もライブビューリモコンも、どちらもUSB給電可能なこと。
1試合終了したらモバイルバッテリーでカメラ本体とライブビューリモコンを充電しておけば、試合途中に充電が切れることはありません。
USB給電について買う前にはあまり気にしておらず、いつも通り予備バッテリーを購入しましたが、正直一度も使っておりません。
USB給電はイイです。
一脚/三脚がそのまま使える
カメラ本体の底部に、一脚/三脚用のネジ穴がありますので、アダプターをかませることなく、そのままいつも使っている一脚/三脚に取り付けることができます。
いつも自立式一脚に取り付けるため、絶対になくてはならないものでした。
焦点距離18.4mmの超広角レンズでコート全体を楽々撮影
焦点距離18.4mmの超広角レンズなので、画角約170°の撮影ができ、体育館のコート全体を撮影することができます。
上の写真は、体育館の隅から「約1.5倍」に拡大して撮影していますが、それでも余裕でコートどころか体育館のほぼ全体を映すことができます。
拡大せずに等倍で撮影すると、レンズ自体が「魚眼レンズ」なので、上のように周りが魚眼レンズらしい歪んだ映りになります。
ここから拡大していくと、「拡大=中央部分のみを切り出す」ことになりますので、周辺の歪んだ部分がカットされて、最初の写真のように歪みがほとんど気にならないレベルに落ち着きます。
F2.8の明るいレンズ
F2.8の明るいレンズですので、体育館のような暗い場所でも撮影できます。
「ツァイス」のレンズを使っているとか、暗所に強いイメージセンサーを搭載している、といった難しいことはよく分かりませんが、体育館でも問題なく撮影できます。
なお、HDR-AS50Rの名誉のために、明るい場所だとこれくらい綺麗に撮れます。
かなり優秀なカメラだと思います。
気になる点
正直、かなり満足しているので気になる点はほとんどないのですが、あえて挙げるとするならば
・画質が今使用しているカメラには劣る
・小さすぎてビデオ撮影をしていると気づかれないことが多い
の2点くらいです。
1点目の画質ですが、そもそも画質よりもコート全体を撮ることを優先していますので、多少画質が粗くても気にしていません。
2点目の「小さすぎてビデオ撮影をしていると気づかれないことが多い」は結構切実で、あまりにも小さいためビデオ撮影をしていることに気づかれず、カメラの真ん前に立たれてコートが全く映らなくなることが少し増えました。。。
まとめ
ということで、 ミニバス・バスケのビデオ撮影で使用する観点で「SONY(ソニー) アクションカム HDR-AS50R」をレビューしました。
・とにかく小さくて軽い
・離れた場所から電源および録画オン/オフができる
・コート全体を余裕で映すことができる
ということで、自分がやりたいことをほぼ全て満たしてくれるビデオカメラ、大満足しています。
定点で手軽にコート全体のビデオを撮りたい、という方にはオススメします。
※なお、アクションカメラなので、もちろん高精度な「ブレ補正機能」を搭載していますが、バスケ撮影では使用しないためレビューできておりません。。。。
またその他スペックにつきましては、公式ページでご確認ください。
https://www.sony.jp/actioncam/products/HDR-AS50/
おまけ
一脚につけて手を伸ばしゴール上からレイアップシュートを静止画で撮ってみました。
よくNBAとかで見かける憧れの角度なのですが、うまく撮れませんでした。。。
ちょっと練習してみます。
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