エントリー一眼レフカメラ「Canon EOS Kiss X7」を購入しましたので、ミニバスケットボール写真を撮影してみました。
せっかくなので、手持ちのF1.8のレンズ3本で撮り比べ。
・SIGMA シグマ Art 50-100mm F1.8 DC HSM
結論から言うと
「F1.8のレンズを使うと、エントリー一眼レフカメラでもミニバス・バスケや室内スポーツの写真は撮影できる」
しかし
「写真の成功率や撮りやすさは、中級機の方が格段に上」
です。
バスケの写真は、目線とリサイズのみで、その他加工編集はしていません。
なお、同じ会場、同じ条件ではないので、ちゃんとした比較にはなりませんが、ざっくりこんな感じ程度に思っていただければと思います。
Canon EF 50mm F1.8 STM
重さ160gのコンパクトなF1.8単焦点レンズ「Canon EF 50mm F1.8 STM」。
レンズとしては非常に価格が安く(1万数千円)、よく「撒き餌レンズ」と呼ばれますが、自分もミニバス撮影用として最初に購入した一本です。
[SS1/500, F2.0, ISO2000, +1/3, 50mm]
[SS1/400, F2.0, ISO1000, +1/3, 50mm]
[SS1/500, F1.8, ISO1600, +1/3, 50mm]
[SS1/500, F1.8, ISO1600, +1/3, 50mm]
Canon EF 85mm F1.8 USM
オートフォーカスが爆速でピントが合いやすく、明るくてとても綺麗な写真が撮れる「Canon EF 85mm F1.8 USM」。
焦点距離が50mmだと少し物足りなくなってきたので購入たレンズです。
重さも435gとそこまで重くありません。
背景のボケがとても綺麗です。
[SS1/500, F1.8, ISO1600, +1/3, 85mm]
[SS1/500, F1.8, ISO1600, +1/3, 85mm]
[SS1/500, F1.8, ISO1600, +1/3, 85mm]
[SS1/500, F1.8, ISO1600, +1/3, 85mm]
SIGMA Art 50-100mm F1.8 DC HSM
ズームができて、しかも全域F1.8という自分の希望をすべて叶えてくれた「SIGMA シグマ Art 50-100mm F1.8 DC HSM」。
50-100mmというのが、コートサイドから撮るには丁度いい焦点距離です。
また、シグマの中のハイパフォーマンスラインなので、画質もすごく綺麗です。
但し、全長170.7mm、重さ約1.5キロと超巨大なレンズです。
[SS1/800, F2.0, ISO2000, +1/3, 90mm]
[SS1/800, F2.0, ISO2500, +1/3, 100mm]
[SS1/800, F2.0, ISO800, +1/3, 90mm]
[SS1/640, F1.8, ISO1000, +1/3, 87mm]
まとめ
F1.8のレンズを使うと、エントリー一眼レフカメラでもミニバス・バスケや室内スポーツの写真は撮影できる、改めてと実感しました。
エントリー一眼レフカメラだと室内スポーツは全然撮れない・・・と思ってらっしゃる方は、是非「F1.8のレンズ」をお試しいただけたらと思います。
やはり、「明るさは正義」、ミニバス・バスケや室内スポーツ写真を撮る場合はF1.8のレンズがいいと思います。
しかし、エントリー一眼レフも弱点も当然あります。
正直、
・AF追従性能の違いか写真の成功率は低い
・ファインダーが見にくい
・ISO3200になると粗さが目立ってちょっと見るに堪えない
・映像エンジンの違いか画質は劣る
ということで、写真の成功率や撮りやすさ、そして画質は、中級機の方が格段に上かなと思います。(まぁ同じであれば中級機の存在する意味がないので)
ということで、ミニバス・バスケでも想像以上にCanon EOS Kiss X7が使えるということがよく分かりました。
約400gという超軽量のエントリー機でここまで撮れるとは本当に驚きました。
6年近く前の古いカメラですので、現行のエントリー一眼だともっと綺麗に楽に撮れるのではないかと思います。
やっぱりレンズですね。
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