いつもバスケ撮影で愛用しているデジタル一眼レフカメラ「Canon EOS 80D」の修理+オーバーホールが完了、ボディと液晶以外はほぼ新品状態となりました。
これでようやくバスケ写真の撮影再開となったのですが、愛用しているレンズ「SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM ART」をつけて撮影してみると、何となく何となくもやっとした感じに。。。
カメラをオーバーホールしたことが原因なのか、それともただの気のせいかもしれませんが、何となく何となくしっくりきません。
モヤモヤしていてもしょうがないので、この際だから思い切ってSIGMAさんにレンズのピント調整をお願いすることにしました。
受付方法
「シグマ本社に持込」と「直接工場に送付」の2種類あります。
今回は、シグマ本社に行ってみたかったので「シグマ本社に持込」にしました。
シグマ本社に持ち込む場合は、事前に申込書の記入等は特になにもありません。
なお、「直接工場に送付」の場合は、修理依頼票に必要事項を記入の上、会津工場カスタマーサービスに修理依頼票を同梱して送付します。
詳細は、SIGMAのサイトで確認ください。
依頼品
「SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM ART」と「SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS」の2本。
どうせ調整をお願いするのであれば、と思い所有しているシグマレンズを2本ともお願いしました。
なお、レンズ調整をする場合、カメラとレンズの相性もあるということで、カメラ本体も一緒に引き渡す必要があります。(また手元からカメラがなくなりました)
調整依頼
行ってきましたシグマ本社。
最寄り駅は、小田急多摩線の「黒川駅」になります。
「新宿駅」から小田急線に乗り、「新百合ヶ丘駅」で小田急多摩線に乗り換えて3つ目、新宿駅からは40分弱という感じです。
駅の改札を出たら、南口に出ます(階段を下ります)。
黒川駅は初めて降り立ちましたが、とてものどかな駅で・・・
この駅の近くにあのシグマ本社があるとはとても・・・(失礼)
駅を背中に駅前の道路を真っすぐ歩きます。
突き当ったら(止まれの標識)を右に曲がります。
突き当りが信号になりますので、横断歩道を渡って左に曲がります。
「本当にこっちでいいのか?」と多少不安になりますが、そのま真っすぐ歩きます。
「ファミリーマート」「ダイソー」がありますので、そのまま直進です。
なお、ファミマとダイソーの間の交差点名が「マイコンシティ入口」となってますが、騙されてそこで右折しないように。(自分はそこに入っていき少し迷いました)
ちょっと行くとお蕎麦屋さん「寿々孝」がありますので、そこを右折します。
少し歩くと左に「シグマ本社」。
駅から徒歩10分くらいです。
この写真は、正面から撮りたかったので、道を渡って本社を撮りました。
(駅から歩いてくると、この写真の左奥から歩いてくることになります)
本社の中に入ると受付カウンターがありますので、そこで「レンズ調整依頼」であることを告げると担当の方が出てきてくれます。
症状と現品を確認し、修理受付票を作成。
修理受付表をPCで作成する間少し時間がありましたので、出していただいたお茶を飲み、飾ってあるレンズ達を眺めて過ごしました。
(すいません。初めてのシグマ本社でドキドキでスマホ写真ブレブレですみません)
修理受付票の作成が完了し、調整依頼完了です。
トータル20分くらいですかね。
受付票の控えと一緒に、お土産ということでSIGMAロゴの付いたクリーニングクロスを頂きました。
料金
レンズ調整は、保証期間内外にかかわらず「無料」です。
やはり、カメラとの相性がどうしてもあるので、調整が必要な場合も多いようでした。
送料も、返送時もシグマ負担なので「無料」ですので、シグマ本社持込の場合は送料はかかりません。
なお、工場に直接送付する場合は、保証期間外の場合のみ送料が必要になりますので、送る際に「元払い」で送ることになります。(保証期間内の場合は「着払い」でOK)
調整期間
目安として7~10営業日ということです。
今回は、月曜日に持ち込み返却が翌週の金曜日ということでお願いをしました。
(月→火→水→木→金→土→日→月→火→水→木→金)
しかし、実際には「依頼した週の金曜日」に戻ってくるという神対応でした。
(月→火→水→木→金)
引き渡して戻るまで5営業日という神対応で、土日のバスケ撮影に何の影響もありませんでした。本当に感謝しております!
調整完了
症状:合焦性確認検査の結果、2本とも"後ピン傾向”を確認
処置:AFの最適化調整
ということでした。
2本とも後ピン傾向だったとは。。。
後ピンということは、思っていたよりも後にピントが合うということですかね。
だからなんとなくモヤっとした感じになっていたんですね。
調整に出してみるものですね。
梱包は、カメラとレンズがキズつかないように、丁寧に梱包されていました。
それぞれ使っているケースに綺麗に入って戻ってきました。
注意事項
なお、レンズ調整は保証期間内外関係ないですが、まれに故障が原因ということもあり、そうなると修理になるので、その際にまた料金確認云々で時間がかからないように、依頼時に保証書を提示した方がよいそうです。(工場送付の場合は保証書を同梱)
撮影サンプル
レンズ調整後に撮影しました。
撮ってみてモヤっとした感じはなくなったというか、元に戻りました。
(正直、ちょっとピントがシビアになり過ぎたかも・・・なんて)
[Canon Eos 80D +Sigma 50-100mm F1.8 DC HSM Art SS1/640,F1.8,ISO2500]
[Canon Eos 80D +Sigma 50-100mm F1.8 DC HSM Art SS1/800,F1.8,ISO3200]
まとめ
ということで、シグマレンズを2本とも調整し、カメラ/レンズとも調整完了。
短期間でレンズ調整が終わったことで撮影機会損失にならず、本当に感謝です。
これでピンボケ写真となるか綺麗に撮れるかは、自分の腕次第ということに^^;
ただ、カメラを修理+オーバーホールし、そのカメラに合うようにレンズを調整したことで、なんというかカメラとレンズに対する愛着というか「俺の〇〇」的な感情が芽生えたのは事実です。
これからも大切にしたいと思います。
もし、シグマレンズをお持ちの方は、できれば保証期間内にレンズ調整を出してみてはいかがかなと思います。
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