たまの休日

カメラ初心者が一眼レフとF1.8のレンズで主にバスケットボール写真を撮っています

【第6回】SIGMA 50-100mm F1.8 バスケ写真撮影的レビュー6 3か月使用してみた結論

SIGMA(シグマ) 50-100mm F1.8 DC HSM Art 

 

素人がバスケ写真を撮影をするという観点で行う、バスケ写真撮影的レビュー6

約3か月バスケ/ミニバスの写真撮影で使い続けてきたので「まとめ的レビュー」

SIGMA(シグマ) 50-100mm F1.8 DC HSM Art

 

今までのレビューはこちら


 ※なお、サンプル写真は、いつもの一眼レフカメラCanon(キヤノン) EOS 80Dを使用、目線とリサイズのみ

 

 

 

 

■重さ

・SIGMA(シグマ) 50-100mm F1.8 DC HSM Art は1,490gとかなりの重量級、一眼レフカメラEOS 80Dが730gなので合計2,220g

・バスケ/ミニバス写真撮影時は一脚を使用しているので、重さは気になりません。

・一脚を「 Velbon 一脚 ウルトラロック ULTRA STICK L63M」に変えたことで、劇的に安定感が増しました。(クイックシュー対応で取り付け/取り外しも楽に)

・雲台は固定せず、応援の時はレンズから手を放し一脚を体で支えて両手は拍手しているが、これでもう一脚からレンズとカメラが落ちるんじゃないか問題は解決!

 

(実際の撮影時は、下の写真のように雲台を固定してはいません)

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(応援している時は、基本上のような状態で自分のカラダで支えて、両手は拍手)

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(これは、前に使っていた雲台ですが、小さすぎて・・・雲台が大きいと安心です)

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■長さ

・SIGMA(シグマ) 50-100mm F1.8 DC HSM Art の長さは170.7mmとかなりの長さ、インナーズーム方式なので望遠にしてもレンズの長さは変わりません。

・こんな素人がこんなレンズ使っちゃって・・・と気恥ずかしさはあったが、気にしているのは自分だけ(誰も気にしてませんから)

・長さが理由で撮影に問題があったり、周りに迷惑をかけていないつもりです。

 

(慣れてくれば、長さもそんなに気になりません。)

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(手持ちのレンズとの比較です・・・比較になりません)

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■ズームリング

・SIGMA(シグマ) 50-100mm F1.8 DC HSM Art のズームリングは径が大きい上に重ですが、重さには慣れてきました。(軽くてクルクル回るよりいいです)

・前回、ズームリングの位置が三脚座と被っているので、一脚に取り付けた場合に回しづらいと書きました。

しかし、下から親指と人差し指でズームリングを持ち、残りの指と手のひらで雲台を包み込むようにしっかりと持つようにしたところ、ズームリングも親指で回せるし、雲台も固定されるので扱いやすくなりました。今は気になりません。

・それに、瞬時にズームリングを回さないといけないということでもないので、ズームリングが重い/場所悪い問題は、持ち方を変えて解決!

 ・なお、一脚の取り付けを、レンズの三脚座ではなくカメラに変更してみたところ、ズームリングの扱いは楽になりましたが、重量バランスが悪くすごく重くなり自分としては撮影が楽ではなくなりました・・・同じ重さなのにおもしろいです。

やはりレンズの三脚座に一脚を取り付けるのがよいと実感!

 

 (この持ち方が、今の自分にはベスト)

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 (カメラ側に一脚を取り付けるのは、重量バランスが悪く撮影には不向き・・・この三脚座の位置が重量バランス的に最適なんだなと実感・・・流石SIGMAさん!)

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■手振れ補正

・SIGMA(シグマ) 50-100mm F1.8 DC HSM Art に手振れ補正機能はありません

・しかし、バスケ/ミニバス写真の撮影はシャッタースピードがそもそも速いので、望遠側であっても手振れ補正機能がないことで困ることはありませんでした。

(手ブレ補正機能のありなしに関係なくブレる時はブレるし

 

 

 

■画質

とにかく相当綺麗です。(アホっぽい表現ですが・・・)

暖色系でも寒色系でもなく、見た目通りの色に近く、本当にクッキリ写ります。

さすが、シグマのArtラインです。申し分ありません。

EOS 80D+50-100mm F1.8で撮影したミニバスケットボール写真Basketball Photo

[シャッター優先,f1.8,SS1/640,ISO2000,露出補正-1/3,焦点距離100mm] 

 

 

 

■絞り値(F値)

・SIGMA(シグマ) 50-100mm F1.8 DC HSM Art は、ズーム全域で「F1.8」の明るいレンズ

バスケ/ミニバス写真の撮影では、基本的に「F1.8」か「F2.0」で撮影しています。

やはり、バスケ/ミニバスのように、暗い体育館で撮影する場合は、このズーム全域でF1.8というのは強力で、自分のようなカメラ初心者でも楽に撮影ができます

EOS 80D+50-100mm F1.8で撮影したミニバスケットボール写真Basketball Photo

[シャッター優先,f1.8,SS1/800,ISO2500,露出補正-1/3,焦点距離84mm]

 

 

 

■シャッタースピード

・「撮影モード:シャッタースピード優先AE」「ISO値:オート(上限3200)」で、なるべく速いシャッタースピードになるように体育館毎に設定していますが、小学校の体育館でもF1.8かF2.0で1/500秒から1/1000秒のシャッタースピードは確保できます。

・下の写真は、古い体育館で結構暗かったが、シャッタースピードも十分でした。 

EOS 80D+50-100mm F1.8で撮影したミニバスケットボール写真Basketball Photo

[シャッター優先,f1.8,SS1/800,ISO2000,露出補正-1/3,焦点距離72mm]

 

 

 

■連写

連写は多用しますが全く問題なし(連写設定だと1枚だけ撮る方が難しい 苦笑)

・下の写真のように、「動く」と見せかけて「止まる」みたいな激しい動きでも綺麗に連写できます。(カメラの性能も多分にあるとは思いますが)

EOS 80D+50-100mm F1.8で撮影したミニバスケットボール写真Basketball Photo

[シャッター優先,f1.8,SS1/1000,ISO2000,露出補正0,焦点距離78mm]

EOS 80D+50-100mm F1.8で撮影したミニバスケットボール写真Basketball Photo

[シャッター優先,f1.8,SS1/1000,ISO2000,露出補正0,焦点距離78mm]

EOS 80D+50-100mm F1.8で撮影したミニバスケットボール写真Basketball Photo

[シャッター優先,f2.0,SS1/1000,ISO2500,露出補正0,焦点距離78mm]

 

 

 

■フォーカススピード

・今バスケ/ミニバスの写真撮影で使用していたCanon EF85mm F1.8 USMのフォーカススピードが速かったのでどうかなぁと思っていたが、このSIGMA(シグマ) 50-100mm F1.8 DC HSM Art もフォーカススピードはとても速く、全く問題ありません。

・応援していて「あっ」と思った時にカメラとレンズを構えて、シャッターボタン半押しで「スッ」とピントが合うイメージです。

・下の写真のように、突然の走りだしでも撮れます。

・なお、一人の選手にピントを合わせてずーと追い続けるような撮り方ではなく、チーム全員のそれぞれの動きやボールの動きに合わせて都度都度小まめにピント合わせをするので、フォーカススピードが速いのは本当にありがたいです。

EOS 80D+50-100mm F1.8で撮影したミニバスケットボール写真Basketball Photo

[シャッター優先,f2.0,SS1/1000,ISO3200,露出補正0,焦点距離75mm]

 

 

 

■ピント合わせ

・EOS 80Dの45個の測距点の内、当初は中央9点で捉える「ゾーンAF」を使用していましたが、中央1点が捉える前に回りの8点にピントが合ってしまい、特に手前に人がいて被写体が奥にいるような場合、正直ピント外れが多かったです。

・なので、測距点を「ゾーンAF」ではなく「1点AF」に変更し、「中央の1点」でピント合わせを行うようしたところ、思わぬところにピントが合うようなことが激減しました。

これでピント合わせがあれ?問題も解決!

単に自分の腕の問題なので、レンズとしては全く問題ありません。

 

(こちらは、中央1点でピント合わせをした写真です)

EOS 80D+50-100mm F1.8で撮影したミニバスケットボール写真Basketball Photo

[シャッター優先,f2.0,SS1/1000,ISO3200,露出補正0,焦点距離75mm]

 

(こちらは、以前ゾーンAFを使用していた時の写真です。手前の7番にピントが)

EOS 80D+50-100mm F1.8で撮影したミニバスケットボール写真Basketball Photo

 

 

 

■ズーム

・50mmから100mmと2倍ズームではあるが、やはりズームできることは嬉しいです。

50mmから100mmまで、全域で綺麗に撮影できる

・85mmに慣れたせいか、70mmから100mmあたりで撮影していることが多いです。

・望遠レンズの「圧縮効果」で、バックのベンチや他の選手達がぐっと近づいた感じに写るのが、自分的に臨場感/試合感が出てお気に入りです。

EOS 80D+50-100mm F1.8で撮影したミニバスケットボール写真Basketball Photo

[シャッター優先,f2.0,SS1/1000,ISO3200,露出補正0,焦点距離75mm]

EOS 80D+50-100mm F1.8で撮影したミニバスケットボール写真Basketball Photo

[シャッター優先,f1.8,SS1/640,ISO2500,露出補正-1/3,焦点距離50mm] 

 

 

■その他

・カメラとレンズ接合部分のかみ合わせについて多少遊びが多すぎるのでは?と思いましたが、使用しているうちに気にならなくなりました。(考えすぎだったようです)

 

・これだけ綺麗に撮れれば、後で好きな範囲をトリミングしても、自分としては全く問題ないレベルだと思っています。

 

・漆黒のレンズはモノとしてのデザインおよび質感最高、所有欲を満たしてくれます。

(部活の子供たちから、レンズがかっこいいと言われて悦に入る・・・笑)

 

・標準添付のケースがあまりにも大きく持ち運びには不便でしたが、「HAKUBA ルフトデザイン スリムフィット レンズポーチ」を使うようになり、コンパクトになりました。 

 

 

 

■まとめ

3か月SIGMA(シグマ) 50-100mm F1.8 DC HSM Art 使ってバスケットボール写真の撮影を行ってきました。

 

最初の頃は、ズームリングやピント合わせ等に慣れずに、また使用していた一脚・雲台も重さに耐えられない、ということで少々とまどったのは事実です。

 

しかし、レンズの持ち方や設定、一脚買い替え等により大幅に改善、現時点で不満はなし、どころか撮影がどんどん楽しくなっています。

 

3か月使用してみた結論は、

「SIGMA(シグマ) 50-100mm F1.8 DC HSM Artは、バスケ・ミニバス写真撮影(バスケットボールだけでなく体育館でのスポーツ写真撮影や屋内撮影)に適し、撮影が楽しくなる非常に素晴らしいレンズ」

本当に買ってよかったぁと思っている、本当にすごいレンズ

 

暗い体育館や室内でのスポーツやお遊戯会などの行事にも、この1本は本当にオススメできるレンズです。

卒業/卒園式や入学/入園式、ピアノの発表会、ライヴ会場などでも活用できると思います。

(こんなすごいレンズを作ってくれたSIGMAさんに本当に感謝です!)

 

なお、誤解されるといけないので言っておきますが、このSIGMA(シグマ) 50-100mm F1.8 DC HSM Art を使っても、全ての写真が綺麗に撮れているわけではなく、今もピント外しやブレブレ写真などの失敗写真を量産しています。(苦笑)

こればっかりは、レンズやカメラのせいではなく自分の腕や慣れの問題なので、何枚撮ったっていいんだから、これからも失敗など気にせずに沢山撮っていこうと思っています。(デジタル時代に感謝)

 

 

 

<使用機材>

 

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