たまの休日

カメラ初心者が一眼レフとF1.8のレンズで主にバスケットボール写真を撮っています

素人でもバスケ・ミニバスを一眼レフカメラで撮影したい ISO感度

カメラ初心者で素人ですが、バスケットボール・ミニバスケットボールの写真を撮影しています。

 

前回設定全般について書きましたが、それぞれについて少し細かく書いていこうと思います。(もし間違い等あればご指摘いただきたく) 

 

今回は、「ISO感度」について書きます。

 

使用しているカメラはCanon(キヤノン) EOS 80Dです。

ですので、名称等はこのCanon(キヤノン) EOS 80D前提で書いています。

 

 

 

ISO感度とは?

「イソカンド」と呼ぶようです。

 

ISO感度を上げる(高感度)と暗い場所でも明るい綺麗な写真が撮れるようです。

仕組みについて、全く理解していません。

 

ISO感度はオートでカメラ任せ

ISO感度の設定は「オート」にして、細かい設定はカメラにお任せするのが一番です。

 

「オート」にしておけば、バスケや室内スポーツ写真の撮影時に「シャッター優先AE」でシャッタースピードを指定すると、絞り値(F値)と合わせてISO感度もカメラが自動で適正な写真が撮れるように設定してくれます。

しかも連写中でも1枚1枚調整してくれます。

 

注意点

設定が「オート」なら別に気にすることないかというとそうではなく、ISO感度については、次のように注意すべき点があります。

・ISO感度を上げれば上げるほど、ノイズが目立ちザラついた写真になること

・ノイズの出方はカメラによって異なること

・ノイズの感じ方(許容範囲)が人によって異なること

 

ノイズ比較

どのくらいノイズの目立ち方が異なるのか比較してみました。

・カメラ:Canon EOS 80D

・レンズ:Canon EF50mm F1.8 STM

・絞り優先AE F5.6

で、ISO感度だけの数値をいじってみました。(修正はリサイズのみ)

 

<ISO100>

f:id:tama-9:20170707224211j:plain

 

<200>

f:id:tama-9:20170707224324j:plain

 

<ISO400>

f:id:tama-9:20170707224351j:plain

 

<ISO800>

f:id:tama-9:20170707224423j:plain

 

<ISO1600>

f:id:tama-9:20170707224712j:plain

 

<ISO3200>

f:id:tama-9:20170707224745j:plain

 

<ISO6400>

f:id:tama-9:20170707224830j:plain

 

<ISO12800>

f:id:tama-9:20170707224908j:plain

 

もう少し分かりやすくなるように、リサイズ前の写真の顔部分をトリミングしました。(修正はトリミングのみ)

 

<ISO100>

f:id:tama-9:20170707225140j:plain

 

<ISO200>

f:id:tama-9:20170707225209j:plain

 

<ISO400>

f:id:tama-9:20170707225239j:plain

 

<ISO800>

f:id:tama-9:20170707225314j:plain

 

<ISO1600>

f:id:tama-9:20170707225348j:plain

 

<ISO3200>

f:id:tama-9:20170707225432j:plain

 

<ISO6400>

f:id:tama-9:20170707225515j:plain

 

<ISO12800>

f:id:tama-9:20170707225644j:plain

 

これでようやくノイズの目立ち方、ザラつき具合が少し分かるようになったと思います。

このように、ISO感度を上げていくと、ノイズが目立ちざらついた写真になります。

 

ノイズの出方はカメラによって異なります 

このノイズ感、ザラつき具合は、全てのカメラで同じかというと、カメラ毎に違います

Canon EOS 80Dは高感度も謳い文句としており、確かに、以前使用していたカメラと比較して、高感度でのノイズは少なくなっていると感じます。

最近の機種では、たいてい高感度を売りにしているので、ISO感度をある程度上げてもノイズが少なくなっていると思いますが、やはりカメラ毎に違うはずなので、確認が必要だと思います。

 

ノイズの感じ方も人によって異なります

それに加え、ノイズの感じ方が人によって異なります。

上記サンプルの場合、自分としては

・ISO800までは、全くノイズが気にならない

・ISO1600からは、ノイズが少し気になり始める

・ISO6400からは、ノイズの目立ち方が一気に大きくなる気がする

・ISO12800は、ノイズが出すぎてザラつき加減が厳しい

という感じ。なので、ISO6400以上は極力使いたくないと思っています。

 

しかし、人によっては、ISO800が限界の人もいるだろうし、ISO6400でもOKの人もいると思います。

これは感じ方なのでなんとも言えません。

ご自分のカメラで撮ってみて、ご自分で感じて、「自分の許せるISO感度」を知る必要があると思います。

 

オートの際の「上限設定」は重要です

「自分の許せるISO感度」を知っていれば、ISO感度の「オート」の時のISO感度の上限を「自分の許せるISO感度」に設定しておくことができます。

カメラが自動的に設定できるISO感度の上限を決めておき、それ以上のISO感度にはならないようにする便利な機能です。

体育館でシャッタスピードを速くするためには、カメラは極力ISO感度を高めに設定しようとするので、「自分の許せるISO感度」を上限としておくのは有効だと思います。

 

自分は、上記にあるように、ISO6400以上は極力避けたいので、「自分の許せるISO感度=ISO3200」として「3200」を上限と設定をしています。

 

まとめ

体育館でバスケ・ミニバスや室内スポーツ写真を撮影する場合は、「ISO感度はオート」がいいと思います。

そして、「自分の許せるISO感度で上限設定」は忘れずに。

 

多少ザラついてでもブレるよりいいということで、ISO感度を上げてシャッタスピードを極力速くする、という撮り方もあり。

多少ISO感度を落としシャッタースピードを遅くしてもザラついていない写真の方がいい、という撮り方もあり。

こればっかりは好みの問題なので。。。

 

 

 

<使用機材>

 

 

 

 

 

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